第39回障がい者週間・市民のつどい

ライフジグは第39回障がい者週間・市民のつどいの福祉機器展示コーナーに「手であが~る」を出展します

 

実物を使って体験できますので、来てくださいね。

当日は、重たすぎて凶器だと言われた手であが~るの2号機も展示の予定です。

 

 

ハンドメイド「首あが~る」

「手であが~る」のU字受け部分がクルクル回転させなくても”ろくろ首”みたいに自由に伸びたり、縮んだりできたらいいのになあ。と、日々、いろんなアイデアを考えていたら親父の誕生日のプレゼントに息子がこんなものを作ってくれた。

 

 

ハンドルを引くと、ウサギさんのピンクの耳と化したU字受け部分が飛び上がるという、いささかビックリ箱じみたギミックだった。キャー!かわいい!!

ちょっと怪しげだが確かにうまく動く。中はどうなっているのか聞いても教えてはくれなかったが、どうやらDIYなどで売っているバネなどは使わず、そこらへんにあった輪ゴムが使われているらしい。

 

 

このアイデアを実物の「手であが~る」に応用できるかどうかは別として、一瞬の笑いをとるのに十分な愛嬌があることだけは間違いない。

老化で固くなった親父の頭に、遊び心は大事だよと教えてくれたのかもしれない。

空飛ぶ車いす計画

航空自衛隊の計画に日本社会福祉弘済会の「空飛ぶ車いす」事業への支援という記事があり、先を越されてしまったと思いました。LIFEJIGにおいても空飛ぶ車いす計画というのが長期目標としてあったからです。

 

 

しかし、今回の「空飛ぶ車いす」事業の真相は、空飛ぶ車いすをつくる計画ではなかった。多用途支援機運航要員の国外任務遂行能力の向上を図るのが目的で、U-4多用途支援機の国外運航訓練を10月9日から12日の間、実施することが決まり、このミクロネシア連邦、パラオ共和国への輸送力に余力があるため、日本で古くなった車いすを分解、整備、再生して必要としているアジアの国々に飛行機を使って送る活動をしている、この事業が採択されたそうです。まだ使えると思うことが多いので良い活動だと思います。

もともと日本との友好関係の深いパラオ共和国ですが、この事業で更にパイプが太くなるのに貢献できたら素敵ですね。

ちなみにU-4のベースは米国のガルフストリームⅣというジェットビジネス機ですが、日本の航空自衛隊では多様途機Utilityの頭文字を冠してU-4と呼ばれます。その発音から、よくUFOと間違えられます(笑)

 

写真は航空自衛隊のサイトより

 

将来は、車いすは障がい者用という概念は変わるだろうと思っています。

歩行が困難だから使うという用途だけではなく障害の有無とは無関係に、この車椅子を使うことによって高速で走れ、水上も走行でき、海に潜り、そして空も飛べる。姿勢保持バケットシートにアタッチメントを付け替えることで機能を付加し、様々なフィールドに対応することのできる車いすができないものか。そんな車いすを夢想しています。

 

 

座ったままでどこでも行けるモバイルシートって感じでしょうか。

 

 

 

 

台風18号で通信障害

9月30日の夜は台風18号が石垣島に接近。体感的にはそれほど強い台風ではないと思っていたのだが、思わぬところに伏兵がいた。

それは、もう、最接近は過ぎたかのかな、と、思っていたときだった。21時半を過ぎて、急にネットが繋がらなくなった。

最初はPCのトラブルかと思って携帯を試してみると通話もメールもダメだ。それまで携帯に頻繁に来ていた防災情報が最盛期を去ぎたので情報が来なくなったわけではないことを知った。通信インフラがダウンしたのだ。

台風のせいなのかと思ってテレビのニュースをつけて見ていると石垣島、竹富島で通信障害というニュースが報じられていた。

翌朝になっても通信は復活せず、電話もつながらず、市の車だと思うが広報して巡回していたが「110番や119番の緊急の通報も電話も不通になっているため、緊急の要件の方は直接、連絡してください」って、それ直接、足を運べってこと?

 

 

 

 

その後、本件についてニュースで確認すると通信障害の概要は以下のようなものだったようだ。

なるほど、ネットや通話に留まらず、アメダスや気象レーダーなどの情報も海底ケーブルの光通信回線を使って送っているので、この障害によってレーダー情報送れなくなりデータ欠損から台風の渦が半分なくなったりしていたのだ。

通常だと光ケーブルは一箇所で障害が起こったとしてもループしているので、データを反対側から迂回させることで遮断することはないはずなのだが、今回は与那国島と石垣島の双方の二箇所で通信トラブルが起こってしまったので八重山が空白地帯になって全域で通信障害が起きたようだ。

 

 

電気もだけれど、通信インフラがダウンすると、離島の生活にも観光客にも大きな支障が出ることになる。今回も台風通過後でも空港の予約システムが通信できずに午前便で欠航を出した。

島にはレーダーアンテナも多く通信遮断によってデータリンクしている全国のシステムにも影響を及ぼすことを考えると今回の事故原因を調査し、十分な冗長性を持たす様お願いしたい。

負の遺産@石垣島

いまなお続く不発弾処理

それが徳川の埋蔵金であれば、掘り当てて、ありがたがることもできるが、沖縄県ではよく工事に際してありがたくない過去の遺産が出土する。

その名前は不発弾。石垣島には地上戦はなく、沖縄や座間味だけかと思われているが実は陸海軍の空港もあり戦争中に爆撃されていて、あちこちから見つかる。
いまも新空港アクセスでは、今後の工事に際して安全を確保すべく不発弾の調査が行わている。

 

そして発見された不発弾は、起爆装置の信管をはずす安全化が自衛隊の手により行われ処理される。

今回も大浜・真栄里地区で発見された不発弾の安全化処理作業が二日間にわたり実施された。

 

場所は旧空港の北側になる。この周辺も飛行場があったので爆撃の対象になっていると思われ、以前は旧空港のエプロンの下から発見され、処理されたこともある。

 

軍事ターゲットになる空港周辺に限らず、石垣市街地の中で、万年工事中とも言われるタウンパル山田の近くの工事現場で発見されたこともあり、戦後75年を過ぎた今でも地中に静かに眠る不発弾は驚異となっている。

台風13号レビュー

特にクリスチャンではないが、台風13号というと過去に何度も痛い目にあっており、八重山にとっては嫌なイメージだ。今回も、その台風13号が先島を狙っていた。

 

数日前にが、石垣島直撃だった予想進路は突然、石垣島を迂回するかのように東に進路を変える。

不思議にも石垣島ではなく宮古島直撃コースに入っていった。

 

 

直撃コースから可航半円に入ったことで、宮古島に対しては申し訳ないけれど、石垣島や西表島は非常に強い台風ではあるものの、かなりその影響は小さくなると期待された。

 

実際に通ったコースが上図だ。

洋上で石垣島を避けるかのように迂回し宮古島を直撃している。それまで石垣島中心だった台風報道もこの転進により取材班の関心は宮古島に移り、島を直撃したことで、冠水や、横転したクルマの映像が次々と宮古島から全国ニュースで流されていた。

 

台風の目に入る直撃コースと可航半円では、どのくらいの影響に違いがあるのかアメダスの風向、風速、気圧のデータで確認して見ると興味深い

石垣島では風向変化でみると最接近は風が北北東から北になり北北西に変わる午前8時から10時ごろで10m/s前後なのに対して、宮古島では東北東から西南西に間逆に風向が変わる14時ごろに一旦、風速が2.9m/sになっており目の中を通過したことを示している、またこの前後で風速が大きくなり12時ごろに最大風速35.1m/sを記録している。ちなみに最大瞬間風速では空港付近で61.2m/sが観測された。

 

また雨の量でも台風の通ったコースでかなり異なり、石垣島では最大でも時間当たり3.5mm程度なのに対して宮古島では11時から13時までに降った降水量が100mmに近くなるなど、同じ台風の影響でもコースによって風と雨の影響が大きく異なることを示している。

この運命の分かれ道だが、各国の自慢のスーパーコンピュータを持ってしても、なかなか事前に正確な予測をすることが難しい上、コースを変えることも、消すことも人類には難しい。

台風銀座とも言われ台風の通り道である先島では、この人知ではどうにもならない自然現象によって、昔から、自分たちの運命を左右されてきた。

誰のせいでもなく向こうからやってくる状況を受け入れ、経験をもって備え、被害を受けては黙々と復旧させてきた長い離島の歴史は、「だからよ」「しかたがないさあ」「なんくるない」と、そのおおらかで前向きな性格の源なのかも知れないと思う。

すると異常気象で台風がしょっちゅうやって来るようになると全国的にも性格は変わるのかな。。。

13号もまだあるのに、もうすでに15号も発生しています。沖縄の専売特許ではなくなった台風襲来。

内地の皆さまも十分お気をつけください。

 

 

 

 

台風9号直撃コース

 

台風銀座と言われる石垣島、この時期になれば台風の一つや二つやって来ても不思議ではない。

しかし、ここ数年、大きな被害を出していなかった八重山に非常に強い台風9号(レキマー)がまともに向かってきている。

発生した当初は、ここまで成長するとの予測はされていなかったが、海水温度の高い会場で発達したこの台風9号は石垣島に最接近する8月8日の深夜には非常にから猛烈なに変わり、予測では中心気圧で915hpaとなり中心付近の最大風速55m/s。最大瞬間風速75m/sという。

この予測データが正しければ過去の経験に従えばなんの被害もないことは望めない規模だ。

 

 

台風の中心が石垣島のどちらを通るのかによって風向きは大きく異なるが、中心に近いため、全方位にたいしての警戒が必要だ。

家々では飛びそうなものを屋内に避難し、クルマもなるべく吹き抜けるオープンエリアから移動、飛来物や壊れそうなブロック塀からは離すなどの対応が必要だ。港では船も陸揚げしてタイダウンしていた。

海保の巡視船は見当たらないところを見ると沖でやり過ごすべく島影に移動しているのだろう。

これから夜に入るといっそう風は強まり、停電も予想される。

風前の灯の石垣島、このあとは、過ぎ去って一息つくまでは状況をお伝えするのもままならない状況だろうとか思いますが、いまのところそれほど強い風は17時の今の段階では吹いていません。

8号、9号、10号と三つも近くに台風のある日本列島はどこも大変かと思います。

お互いに今後の台風の動向に注意し、被害を最小限にするように行動しましょう。

お盆の連休中にはまで影響しないことを願って。

車いすと社会と「手であが~る」

この度の参議院選挙で、れいわ新撰組から出馬した車いすの候補者2名の方が当選を果たし、新しく参議院に車いすの国会議員が誕生した。

これに伴い、国会の会議場においてもバリアフリー化への改修工事が行われている。日常の足として車いすを利用されている方々にとって、彼らが何を主張するかということ以前にも、こうしたメディアで注目されること自体が、普段気づいてもらえない健常者とのハンディキャップについて考えてもらうチャンスになることで歓迎すべきことだと思う。ただ、国会のようにシンボリックでアピールになる場合を除いて、入場を望む場所、全てをバリアフリー化するということは場所の確保にしても費用の問題にしてもそう簡単なことではない。

慰め程度ではあるけれど、車椅子を理由に既存の建物に入ることさえ断られていたような場所では、「手であが~る」で楽に持ち上げて汚れをふき取っていただけることで、僅かでも車いすに対する敷居を低くできたら、利用する側にも受け入れる側にもプラス要因となれば、ちょっと嬉しい。

そして「タイヤを拭いていただけますか?」と以前よりも少し気軽に言えて、ちょっと思い切って外出してみようかな・・・そう思える心のバリアフリーに役立てたらもうちょっと嬉しいです。

 

 

納品準備中

手であが~る。いろいろな人に使っていただけるようになって少し楽しくなっています。

amazonの在庫が少なくなったので、納品の準備をしています。


実際に車椅子は様々なタイプがあって必ずしもマッチするとは限らないため、展示品やモニターで使えることを事前にご確認していただいた方が良いと思いますが、標準型で特に利用に支障がないのがあらかじめ確認できる場合にはamazonからご購入いただくこともできます。

 

岡山で「手であが~る」初展示

6月18日~19日の両日、岡山県で開催された福祉展示会(マッチングプラザ2019)において地元岡山県の倉敷市にあります福祉の店アイコー様のブースにて「手であが~る」を展示していただきました。

展示会には延べ2500名の来場者があり、「手であが~る」を実際に操作していただいき軽く持ち上がる瞬間の感動を体験いただきました。

この度、アイコー様のご協力で中国地方で初の展示になりました。

 

 

展示会の様子です。アイコー様、手であが~るの普及活動ありがとうございました。今度ともよろしくお願いいたします。

岡山県周辺にお住まいの方は是非、一度、店舗を訪れて手であが~るを手にとってお試しください。

 

LINK : 福祉の店アイコーホームページ