ハンドメイド「首あが~る」

「手であが~る」のU字受け部分がクルクル回転させなくても”ろくろ首”みたいに自由に伸びたり、縮んだりできたらいいのになあ。と、日々、いろんなアイデアを考えていたら親父の誕生日のプレゼントに息子がこんなものを作ってくれた。

 

 

ハンドルを引くと、ウサギさんのピンクの耳と化したU字受け部分が飛び上がるという、いささかビックリ箱じみたギミックだった。キャー!かわいい!!

ちょっと怪しげだが確かにうまく動く。中はどうなっているのか聞いても教えてはくれなかったが、どうやらDIYなどで売っているバネなどは使わず、そこらへんにあった輪ゴムが使われているらしい。

 

 

このアイデアを実物の「手であが~る」に応用できるかどうかは別として、一瞬の笑いをとるのに十分な愛嬌があることだけは間違いない。

老化で固くなった親父の頭に、遊び心は大事だよと教えてくれたのかもしれない。

空飛ぶ車いす計画

航空自衛隊の計画に日本社会福祉弘済会の「空飛ぶ車いす」事業への支援という記事があり、先を越されてしまったと思いました。LIFEJIGにおいても空飛ぶ車いす計画というのが長期目標としてあったからです。

 

 

しかし、今回の「空飛ぶ車いす」事業の真相は、空飛ぶ車いすをつくる計画ではなかった。多用途支援機運航要員の国外任務遂行能力の向上を図るのが目的で、U-4多用途支援機の国外運航訓練を10月9日から12日の間、実施することが決まり、このミクロネシア連邦、パラオ共和国への輸送力に余力があるため、日本で古くなった車いすを分解、整備、再生して必要としているアジアの国々に飛行機を使って送る活動をしている、この事業が採択されたそうです。まだ使えると思うことが多いので良い活動だと思います。

もともと日本との友好関係の深いパラオ共和国ですが、この事業で更にパイプが太くなるのに貢献できたら素敵ですね。

ちなみにU-4のベースは米国のガルフストリームⅣというジェットビジネス機ですが、日本の航空自衛隊では多様途機Utilityの頭文字を冠してU-4と呼ばれます。その発音から、よくUFOと間違えられます(笑)

 

写真は航空自衛隊のサイトより

 

将来は、車いすは障がい者用という概念は変わるだろうと思っています。

歩行が困難だから使うという用途だけではなく障害の有無とは無関係に、この車椅子を使うことによって高速で走れ、水上も走行でき、海に潜り、そして空も飛べる。姿勢保持バケットシートにアタッチメントを付け替えることで機能を付加し、様々なフィールドに対応することのできる車いすができないものか。そんな車いすを夢想しています。

 

 

座ったままでどこでも行けるモバイルシートって感じでしょうか。

 

 

 

 

台風18号で通信障害

9月30日の夜は台風18号が石垣島に接近。体感的にはそれほど強い台風ではないと思っていたのだが、思わぬところに伏兵がいた。

それは、もう、最接近は過ぎたかのかな、と、思っていたときだった。21時半を過ぎて、急にネットが繋がらなくなった。

最初はPCのトラブルかと思って携帯を試してみると通話もメールもダメだ。それまで携帯に頻繁に来ていた防災情報が最盛期を去ぎたので情報が来なくなったわけではないことを知った。通信インフラがダウンしたのだ。

台風のせいなのかと思ってテレビのニュースをつけて見ていると石垣島、竹富島で通信障害というニュースが報じられていた。

翌朝になっても通信は復活せず、電話もつながらず、市の車だと思うが広報して巡回していたが「110番や119番の緊急の通報も電話も不通になっているため、緊急の要件の方は直接、連絡してください」って、それ直接、足を運べってこと?

 

 

 

 

その後、本件についてニュースで確認すると通信障害の概要は以下のようなものだったようだ。

なるほど、ネットや通話に留まらず、アメダスや気象レーダーなどの情報も海底ケーブルの光通信回線を使って送っているので、この障害によってレーダー情報送れなくなりデータ欠損から台風の渦が半分なくなったりしていたのだ。

通常だと光ケーブルは一箇所で障害が起こったとしてもループしているので、データを反対側から迂回させることで遮断することはないはずなのだが、今回は与那国島と石垣島の双方の二箇所で通信トラブルが起こってしまったので八重山が空白地帯になって全域で通信障害が起きたようだ。

 

 

電気もだけれど、通信インフラがダウンすると、離島の生活にも観光客にも大きな支障が出ることになる。今回も台風通過後でも空港の予約システムが通信できずに午前便で欠航を出した。

島にはレーダーアンテナも多く通信遮断によってデータリンクしている全国のシステムにも影響を及ぼすことを考えると今回の事故原因を調査し、十分な冗長性を持たす様お願いしたい。