新型コロナの感染経路

ひとつの感染経路として

 

世界的に猛威を振るっている新型コロナウィルス。なかなか感染拡大が止まらない裏には、無症状感染者というSARSなどとは異なるやっかいな特徴があるのだろう。

どこに感染源があるかわからない多様な対応を必要とする手ごわい相手と考えるべきなのだろう。

新型コロナウィルスは基本的にヒトからヒトへの感染は飛沫感染と接触感染だといわれている。

したがってマスクによる飛沫飛散防止とともに手洗いの励行が重要とされ、再三、多くのメディアにより周知され、つり革、手すりそしてドアノブなど日常、手に触れる場所の頻繁な消毒も実施されているけれど、病院内外を行き来する車いすの車輪についてはよく触ってしまうところであるにも関わらず、あまり消毒の対象されていないのが実情だ。

 

 

飛沫は床に飛んでいるでいるだろうし、それを拾ったタイヤを知らず知らずのうちに手で触れてしまうことがあるとするとやはり危険性はあるのではないかと考えられます。
コロナウィルスはPタイルの床だとかタイヤだとか、ツルツルしているものの上だと紙や衣服などに付着したものよりもよりも長時間、生き続けているといわれていますので車いすの車輪を除菌することで感染リスクをひとつ減らせる効果が期待されます。

 

こうしたことから「手であが~る」病院などでの感染防止に一役買えるのではないかということで、2017年のナーシングエキスポでは次亜塩素酸水製造器を製造販売をするティエラさんとブースをシェアして展示をしました。展示状況

当時は今ほど感染への危機感がなかったため、消毒することはほとんどなく、そんなものがあるんだねという意識で捕らえられた方が多かったように思いますが、現在は当時と危機感も意識も違ってきたように思います。

 

 

 

この新型コロナウィルスと戦う企業のなかには自らの感染の危険も冒しながら、会社に通い、マスクの増産や医療の拡充ために日夜、戦ってくれている戦士の方々がたくさんおられると思う。

それに比べると我々ができることはごくごく小さなことかもしれないけれど『手であが~る』が院内での感染や感染者のいるエリアに立ち入る機会のある車いす利用者への感染経路をシャットアウトするのに一役買ってくれたら、ありがたいと思う。