ぜんぶ船便・・・ですか?

新型コロナの物流への影響

 

東京直行便も減便され、輸送能力も低下している石垣島

 

 

先日、お電話にて直接、注文を受け、石垣島から「手であが~る」を送らせていただいたのですが、発送に持って行った郵便局窓口では、現在の配送事情により、航空便はすべて船便にまわすということを知らされました。

首都圏なので船便で石垣島から送ると10日から2週間かかるとのこと。

そう言われてもネットショッピングもされていないお客様ですので、ここから発送しないわけには行きません。

「では、それでお願いします」と、依頼すると配送先ラベルには「遅延承認」との赤い判子が押されました。

新型コロナの感染予防のため頻繁に車椅子の除菌を必要とする今、なるべく早くご利用者にお届けしたいのに、なんてこったです。

ところが3日後でした。

受けた電話は先日のご利用者様からの声。「無事、届きました」との連絡だったのです。正直、びっくりし、そしてホっとひと安心しました。

なぜ、早く着いたのかはわかりません。結果オーライです。

こんなときだから品名のジャンル”福祉機器”を優先してくれた?それともたまたま航空便に空きがあったのでしょうか。

耳元で響く「大丈夫、使えそうです、ありがとうございました」との声に、こちらもうれしくなり、途中に介在した名も知らない配送の人たちもがんばってくれたんだな、と見えない社会の連携を思ったのでした。

新型コロナウィルスによって、様々な業種で機能麻痺が生じていますが、医療を始め身に危険を感じながら、がんばって社会を支えてくれている方々に感謝です。

 

 

石垣島ではゲットウの咲く時期を迎えていますが、早く周囲の人に気を使うことなく花鳥草木を眺めながら散歩のできる日が来るといいですね。