車いすに Wood job!
暇さえあれば空港に行くという変な趣味を持つブログ担当。
2013年に新空港開港以来、観光客も右肩あがり。空港には様々な方が行き来する。
最近では、海外のお客様も増えているが、国内線では高齢化社会もあって車いす利用者の利用率も高い空港といえるのではないだろうか。
手であが~るも使ってもらえないかな、と空港内にある車いすを見て歩いていたら、面白い車いすを発見した。
空港という特性上、外輪を取り外し幅を狭くして機内まで乗りこめる車いすもあるが、これは木製の車いすだ。
なんでわざわざ木製なのかと思ってグランドのお姉さんに伺ってみた。
すると車いすの利用者を保安検査をする際、金属探知機に車いすが反応してしまうので、金属探知機を通ったあとに別に身体検査をしなければいけないのだが、これだと木製で金属探知機が反応しないので乗ったまま検査ができるという。
なるほど、と感心してしまった。
確かに金属を使わないで木で強度を確保しなくてはいけない分、それぞれ部材の断面は大きくなってはいるけれど、ステルス車いすは面白いアイデアだなと思った。
どうやらJAL側にしか置かれていないので、ANAの方は対応が遅れているのかな?と思って聞いたら、やはりJALとの共同開発だったらしい。詳しくご覧になりたい方は下記リンクから。