土禁文化と「手であが~る」

日本人の不思議

今、新型コロナ感染の続く欧米諸国から日本に好奇の目が注がれている。

日本は新型コロナウィルス発祥の武漢に近く、欧米に先駆けて洗礼を受けたにも関わらすロックダウンもさせず、PCR検査も自由にならない状況のなか、感染者や死亡者数が少ないことに何か秘密があるのではないかと思われているのだ。

 

 

 

確かに、発祥国の中国を抜いて欧米各国やロシアが感染者数を増加させるなかで、日本は置かれている状況に比して、明らかにワンオーダー、否ツーオーダーは感染者数も死亡者数も少なく見える。

当初、感染者数が少なく発表されるのは、検査数が絶対的に少ないからで、潜在的な感染者から今後、爆発的に感染者が増えてNY並になるのではないかとの予想も多かった。

しかし、その後のデータが示したのは感染者数の減少と収束への方向性だった。

 

 

他国に比べて感染者数や死亡率が低いことは、素晴らしいことで、それ自体は誇るべきことではある。

しかし、一方で我々日本人ですら、十分にその根拠について説明ができないわけで、確証を持てなければ、ドジもいっぱい踏んでると思われるなか、結果オーライではあるものの、なんとなく「日本は凄い!」と海外から持ち上げられても本当は皮肉では?、と思えたりするのだ。

確かに死者が少ないことについては日本の医療技術の高さと考えられるが、縦割りで必要なPCR検査が増やせなかったり、対象を絞ることで重篤化させてしまったことも事実だろう。ましてや政治は後手後手に回り、リーダーシップを取れないばかりか、補償議論が焦げ付いたまま自粛を要請するなど、立場をあいまいにしたまま権威構造を維持し、どさくさに紛れて司法にまで介入しようとする有様なのだ。

こんな悲惨な状況でも、他国が羨む結果を得た本当の理由とは、いったいなんなのだろうか?

過去行ってきたBCGの効果だとか、ウィルスに対するアジア人特有の遺伝子的優位性だとか、半濁音が少なく唾の飛びにくい会話だとか、それこそ眉に唾をつけたくなる解釈も語られている。

強いて言うなら、国民性ではないのか、と僕は思う。

自粛と言われれば罰則もないのに律儀に守り、自らの感染防止には役立たないと言われるマスクを感染させないためにつけ、普段から手洗いをし、風呂にも頻繁に入り、人前では会話を控えめにし、抱き合うこともない。そんなマナーを大事にし、衛生管理を徹底する国民性が今回の結果につながったのではないのかなあ、とやや理想的に解釈したいと思う。

なぜなら、我々は戦時には耐え忍び、その中でも互いに助け合う優しさを持ち、問題あるリーダーや戦況のもとでもがんばれる国民性を持っているからだ。

 

 

 

そして、部屋に入る際には靴を脱ぎ、室内空間をワンランク上の清潔さに保ってきたこともまた日本人特有の伝統的な土禁文化であり、感染を抑止した一つの要因ではないのかな、と個人的には思っています。

玄関で靴を脱ぐように、車椅子のタイヤを拭く、それは新型コロナの時代に感染を抑えるための車いすエチケットにもなるのではないだろうか。

車椅子を持ち上げて除菌するなんて力仕事で私にはとても無理。

そんなときに車いす車輪清掃用ジャッキ「手であが~る」を使って日本の国民性をアピールしていただくと衛生意識の高さと同時に、回転寿司を生み出した日本人のギミック好きが全世界に知れ渡るのではないかと密かに期待しています。

 

TAISとは

車いすのタイヤを清潔に「手であが~る」です

 

台風13号レビュー

特にクリスチャンではないが、台風13号というと過去に何度も痛い目にあっており、八重山にとっては嫌なイメージだ。今回も、その台風13号が先島を狙っていた。

 

数日前にが、石垣島直撃だった予想進路は突然、石垣島を迂回するかのように東に進路を変える。

不思議にも石垣島ではなく宮古島直撃コースに入っていった。

 

 

直撃コースから可航半円に入ったことで、宮古島に対しては申し訳ないけれど、石垣島や西表島は非常に強い台風ではあるものの、かなりその影響は小さくなると期待された。

 

実際に通ったコースが上図だ。

洋上で石垣島を避けるかのように迂回し宮古島を直撃している。それまで石垣島中心だった台風報道もこの転進により取材班の関心は宮古島に移り、島を直撃したことで、冠水や、横転したクルマの映像が次々と宮古島から全国ニュースで流されていた。

 

台風の目に入る直撃コースと可航半円では、どのくらいの影響に違いがあるのかアメダスの風向、風速、気圧のデータで確認して見ると興味深い

石垣島では風向変化でみると最接近は風が北北東から北になり北北西に変わる午前8時から10時ごろで10m/s前後なのに対して、宮古島では東北東から西南西に間逆に風向が変わる14時ごろに一旦、風速が2.9m/sになっており目の中を通過したことを示している、またこの前後で風速が大きくなり12時ごろに最大風速35.1m/sを記録している。ちなみに最大瞬間風速では空港付近で61.2m/sが観測された。

 

また雨の量でも台風の通ったコースでかなり異なり、石垣島では最大でも時間当たり3.5mm程度なのに対して宮古島では11時から13時までに降った降水量が100mmに近くなるなど、同じ台風の影響でもコースによって風と雨の影響が大きく異なることを示している。

この運命の分かれ道だが、各国の自慢のスーパーコンピュータを持ってしても、なかなか事前に正確な予測をすることが難しい上、コースを変えることも、消すことも人類には難しい。

台風銀座とも言われ台風の通り道である先島では、この人知ではどうにもならない自然現象によって、昔から、自分たちの運命を左右されてきた。

誰のせいでもなく向こうからやってくる状況を受け入れ、経験をもって備え、被害を受けては黙々と復旧させてきた長い離島の歴史は、「だからよ」「しかたがないさあ」「なんくるない」と、そのおおらかで前向きな性格の源なのかも知れないと思う。

すると異常気象で台風がしょっちゅうやって来るようになると全国的にも性格は変わるのかな。。。

13号もまだあるのに、もうすでに15号も発生しています。沖縄の専売特許ではなくなった台風襲来。

内地の皆さまも十分お気をつけください。

 

 

 

 

岡山で「手であが~る」初展示

6月18日~19日の両日、岡山県で開催された福祉展示会(マッチングプラザ2019)において地元岡山県の倉敷市にあります福祉の店アイコー様のブースにて「手であが~る」を展示していただきました。

展示会には延べ2500名の来場者があり、「手であが~る」を実際に操作していただいき軽く持ち上がる瞬間の感動を体験いただきました。

この度、アイコー様のご協力で中国地方で初の展示になりました。

 

 

展示会の様子です。アイコー様、手であが~るの普及活動ありがとうございました。今度ともよろしくお願いいたします。

岡山県周辺にお住まいの方は是非、一度、店舗を訪れて手であが~るを手にとってお試しください。

 

LINK : 福祉の店アイコーホームページ