ビジネスの分岐点

石垣島便り

桃林寺西通りに面したこの場所はこの間まで、材木屋さんだった。入り口の工事をしてるなあ、と、思っていたら赤瓦の屋根がつき「まだんばし屋」という居酒屋になっていた。

ひらがななのは漢字で書くと”真玉橋”と書くので、読めない人が多いからだろう。

右肩あがりのインバウンド需要により観光客が増えて、夜の美崎町では以前のように予約もなくフラ~っと入って飲める店がほぼなくなり、のんか~な住民の中にも、どこにも行けない居酒屋難民が増え続ける昨今、材木を売るよりも難民救済の方が先に対応すべき社会的責務と睨んだのかも。

3月オープンだけれど、まだスタッフを募集しているあたり、人手不足の実情もよく表わしている2018年石垣島の街角風景だ。